医院にはどのような組織的な課題がありましたか?
当院はメンテの患者が年々増えるにつれスタッフの数も増え、また4部署に分かれて診療していることもあり一体感がなくなりつつありました。また、部署間の軋轢も存在していました。
組織ドックをして後に様々な取り組みをしてどのように変わりましたか?
当院は離職率は低かったのですが、どこかイキイキとした感じが少なく感じていました。組織ドッグをしてその理由が明確になりました。スタッフ全員が仕事に意義を感じていて、医院を成長できる場と感じている一方で、十分コミュニケーションが図られておらず、孤軍奮闘していることもわかりました。チームビルディングの取り組みをして、まず驚いたことは皆が明るくなったことです。そして互いに協力し合うようになり、自走する組織へと変貌しました。この取り組みの成果もあり、経営的にはここ数年増患、増収が続いています。
どのような歯科医院にオススメしたいですか?
当院ではISOにより医院の仕組みはある程度確立していました。しかし、この仕組みを動かすのは、言うまでもなく人です。私は医院で成果を上げるためには、仕組みとそれを動かすチーム作りが重要だと考えるようになりました。仕組みがあるけど、今一つ成果が上がらない医院には特にお勧めだと思います。私は、歯科医療を通じての最終的な目的は、患者さんも提供する私達も幸せになることだと考えています。 そのためには、イキイキと楽しく働ける医院環境である必要があると思います。そんな医院を作りたい人にもお薦めです。